映画「青の帰り道」の感想とあれこれ
大好きな真野恵里菜さん主演の映画「青の帰り道」を観てきました。
映画の感想
ざっくりどんな話かというと、高校卒業を迎えた7人の若者たちのそれぞれの人生模様を描いたお話。ざっくりしすぎ問題。
正直、明るいお話ではないです。ちょっと重めです。
だから、この映画めっちゃ面白いから絶対見て!とか気軽に勧められるような映画ではないです(笑)
ストーリーも割と先が読めちゃう。ありきたりって訳ではないけど、特にサプライズもない感じで普通だなあと私は思ってしまいました。こうゆう映画あるよねーって。
ただ、自分と重ねたりして共感できたり、考えさせられる作品だと思います。見る人によってそのポイントが大きく変わってくるんだろうなと。
実際、私もまあまあ揺さぶられました。なんか分かんないけどグッときちゃう感じ。語彙力降ってこい。
1年ぐらいしたらまた観てみたい作品です。
まあ、予告編とか見て少しでも気になった方は是非観てください!!
色々あった映画
実はこの映画は公開まで色々あったことでお馴染みのみたいになってる作品なんです。
公開できて本当によかったですねーって。
ていうのも、2016年に俳優・高畑裕太が群馬・前橋市内のホテルで40代の女性従業員に性的暴行を加えたとして強姦致傷容疑で逮捕された事件ってご存知ですか?
実はこの事件はこの映画の撮影中に起こったことで、高畑裕太は7人の主要登場人物の1人として撮影に参加していたのです。
そして、この事件によって撮影は中断されてしまったんです。
このまま作品はお蔵入りになってしまうのかとも思われていましたが、翌年2017年夏に代役を起用して同じキャスト、スタッフで再撮影をして、今年やっと公開ができた作品なんです。
なのでキャスト、スタッフの皆さんには色々な思いがあったと思います。
真野ちゃんも完成披露試写会と初日舞台挨拶で泣いてましたね。まあ真野ちゃんはすぐ泣いちゃうでお馴染みなので(笑)
真野恵里菜さんに思うこと
ちょっと映画のこととは違う話しします。
そもそも皆さんは真野恵里菜さんをご存知でしょうか?
真野恵里菜さんは元々はハロー!プロジェクト所属のアイドルで、2013年にハロプロを卒業。その後は女優として活動をされてました。
そして、今年サッカー日本代表の柴崎岳選手と結婚しました。
私はハロプロ時代から約10年ほどマノフレ(真野ちゃんのファンの総称)をしてるのですが、ハロプロ時代と比べると圧倒的に知名度も上がり、有名になったなあと実感しています。
とにかく真野ちゃんに売れてほしい!という気持ちでずっと応援してきたので、ハロプロ卒業後の女優としての活躍ぶりは本当に嬉しく、また、柴崎選手と結婚したときなんかもガッツポーズで雄叫びを上げるほどに嬉しかったんです。
高畑さん逮捕で青の帰り道がお蔵入り危機になったときは、高畑裕太ぶっ●す!とかも思いましたが(笑)
私は、とにかく「真野恵里菜」という表現者が好きで。
アイドル時代は正直歌もお世辞には上手いとは言えない人で。てか下手っぴで、ダンスも上手いっていう訳でもなく。
ただ、歌心のある人だなあとずっと思っていて。
歌に感情を乗せるのがすごく上手だと私は感じていました。すげー上から目線(笑)
でも、歌に感情を乗せるのって、技術じゃなくて。練習したからできるようになるものじゃなくて。本当に生まれ持ったセンスだと思うんです。
だから真野ちゃんの歌に泣かされてしまうことは多々ありました(笑)
こうゆうセンスのある人だからお芝居に向いてたのかなーなんて思ったり。
そんな真野ちゃんが先日こんなブログを書いていたんです。
このブログの中でこんなことを書いていました。
きっとこの作品は、私にとっての集大成なのかもしれない。
お芝居やってきてよかったって本当に思えた。
数字的なものではなく中身で考えたら代表作と言いたいくらい。
そして、もしかしたらこれは後にそうなることなのかもしれないけど
役者として、みんなに届けられる最後の作品になるかもしれない。
そうなったら嫌なような、そうなってほしいような、、、
それが「青の帰り道」なんだと思います。
役者として、みんなに届けられる最後の作品になるかもしれない。
そうなの?
シンプルにやめてほしくない。
スポーツ選手の奥さんとして海外に渡って、今すぐには無理だと思う。
だけど、いつか必ずまた戻ってきてほしいと強く願っています。
それが数年後なのか数十年後になるのか分からないけど、私はずっと待ってます。
こんな気持ちでいる人間がいるんだよということを大声で言いたい。
27歳で結婚したからってこの先を決めちゃうなんで早すぎるよ真野ちゃん!
もっともっと売れろおおおおおおおおおおおおおお!!!!!